Q.RSDの典型的な症状経過とされるのは、どのようなものですか。

[RSD,カウザルギー,ズデック骨萎縮,橈骨遠位端骨折,関節拘縮]

A.

典型的なRSDの症状は,3つの病期に分けられるものとされ,その特徴は,以下のようなものとされています。

a 急性期(最初の3か月まで)の主な症状は,

灼熱痛であり,腫脹は軟らかく,運動制限は徐々に悪化し,皮膚は赤色を呈し,皮膚温も上昇し,発汗の亢進もありまする。

そして,骨萎縮は3週間目から出現し,徐々に増強していきます。


b 亜急性期(3ないし9か月)
においては,

痛みはこの時期の後半はさらに強くなります。
腫脹は硬性浮腫となり,自動運動の減少により関節拘縮はさらに増強し,後半には皮膚は蒼白となり,乾燥し萎縮し始めます。

骨萎縮は著明となり均一化してきます。


c 慢性期(9か月ないし2年以上)
においては,

痛みは徐々に減少するが持続します。
腫脹は消え,関節周囲の肥厚が残ります。

皮膚萎縮が強くなり,光沢のある外観と鉛筆の先端状の指尖となる。皮膚は蒼白となり,乾燥します。
関節拘縮は完成し,骨萎縮は患肢全体に及んできます。

 

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