Q.脳梁の障害による症状・後遺障害(後遺症)は,どのようなものですか。

[伝導失語,脳梁]

A.

左右大脳半球を結ぶものであり,障害されると離断症候群(disconnection syndrome)と呼ばれる症状となります。

1 脳梁(corpus callosum)とは

左右大脳半球を結合する白質(神経繊維束)です。

さらに結合する白質としては,交連があり,前交連と後交連があります。

脳梁は,大脳半球の内側面中央部に位置して「つ」の字状をしています。

これらの働きで左右の大脳半球が連絡しているのです。



2  脳梁などの障害

左右の大脳半球は一体としての働きができなくなり

離断症候群(disconnection syndrome)と呼ばれる症状となります。

3  離断症候群(disconnection syndrome)には以下のものがあります。

(1)伝導失語

(2)視覚性運動失調

(3)左側の失行・失書・触覚性呼名(称)障害

(4)交叉性視覚性運動失調

(5)古典型純粋失読


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失行(リンク)

注意障害(リンク)

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