Q.フォルクマン拘縮とは何ですか。後遺障害(後遺症)となりますか。

[コンパートメント症候群,フォルクマン拘縮,正中神経麻痺,猿手]

A.


フォルクマン拘縮は,阻血性の筋拘縮です。
上腕骨顆上骨折に合併するなど肘関節周辺の骨折の際に起こりやすいとされています。
手関節あるいは手指の機能障害(可動域制限)に該当する可能性があります。

1 フォルクマン拘縮とは 何ですか。(クリックすると回答)


前腕屈筋群の拘縮をと言います。

また,阻血性の筋拘縮です。
阻血性とは局所を流れる血液の量が正常よりも少なくなることです。


は,上腕骨骨折 に合併するなど肘関節周辺の骨折の際に起こりやすいとされています。
あるいは,きつすぎるギプスなども原因することもあります。


そして,フォルクマン拘縮は,前腕を含む手関節・指の動きを障害させます。

2 フォルクマン拘縮の症状(5P)とは何ですか。(クリックすると回答)


激痛(pain),
手指あるいは足ゆびは蒼白になり(pallor),
錯覚感(paresthesia),
麻痺(paralysis),
そして進行すると脈拍が触っただけでは取ることができなくなります(pulselessness)。

3 後遺障害(後遺症)はどうなりますか。(クリックすると回答)


主に手関節,手指の機能障害(可動域制限)の恐れがあります。

それは,関節拘縮によるものです。


手関節の可動域制限 (リンク)
手指の可動域制限 (リンク)

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