Q.膝半月板損傷とは何ですか。後遺障害(後遺症)になると等級はどうですか。

[十字靱帯,半月板,疼痛,膝関節,頑固な,12級]

A.

膝半月板とは膝関節内で脛骨を覆っている軟骨です。それが,交通事故でねじられたりして切れることがあります。
手術をしたりしても激しい痛みが残ることもあり,その場合には後遺障害となる可能性があります。

1 膝半月板損傷とは何ですか。   (クリックすると回答)


膝半月板とは。内側および外側の脛骨関節面の辺縁部を覆う繊維軟骨で,辺縁が厚くなって関節接触面の安定性を高め,関節面に加わる衝撃力を分散して吸収する機能を持っています。言わばショックアブソーバーです。

膝関節は,大腿骨顆部,膝蓋骨,脛骨顆部との間に形成され,関節包,靱帯がこれに結合しています。さらに,脛骨顆軟骨面には内・外側に半月板が乗っています。

そして,体重をかけた状態で膝関節を屈曲しているときに,異常な回旋力が加わることで半月板の一部が脛骨と大腿骨の間に挟まり損傷を受けるものです。

2 半月板損傷の後遺障害(後遺症)はどうでしょうか。  (クリックすると回答)


膝半月板損傷の残存症状としては, 激しい疼痛が挙げられます。そして,そのような場合には,半月板切除術等が施行されていることが多く,また他覚的所見が認められることから12級13号級の局部に頑固な神経症状が残るものに該当することになります。

むち打ちや脱臼、脊髄損傷など、幅広い疑問にもお応えします。ご相談は埼玉の弁護士、むさしの森法律事務所にご連絡ください。

0120-56-0075 受付時間:月~金(土日祝日も対応)午前9時30分~午後10時

フォームからのご相談予約はこちら

ページの先頭へ戻る