ホフマンHoffman反射
患者の中指の中節の背面を叩いて母指の背面が内転したり屈曲したりすれば陽性です。

トレムナー反射
患者の手を軽く背屈させて中指の中節を支えながら中指の末端の手のひら側面をはじいて母指が屈曲する反射です。この反射は左右の一側のみ陽性であれば病的とされます。

ワルテンベルグ反射
検者の中指，示指(人差し指)を患者の軽く屈曲した手指の末端に横に置いて，上から叩いたときに患者の母指に内転屈曲が起これば陽性です。

陽性であれば，末梢神経の神経根障害よりも，脊髄損傷による錐体路障害が疑われます。従って，神経根症よりも脊髄症の可能性があります。