Q.中脳とは (交通事故弁護士 むさしの森法律事務所 用語集)

[中脳,動眼神経,,滑車神経,皮質球路,皮質脊髄路,運動麻痺,錐体路,間脳]

A.

中脳は,間脳と橋の間にあります。
中脳の腹側で左右に突出した大脳脚があり,背面には四丘体があり上丘と下丘とが小脳天幕によって分けられています。

大脳脚には錐体路が下行して,その背面には赤核・黒質といった錐体外路系の主要な核があります。
下丘の下からは滑車神経が出ています。

中脳レベルで錐体路が交叉している部分の障害では動眼神経・滑車神経の障害と上下肢の障害が左右異なって出現します(交代性運動麻痺→リンク)。
これは,錐体路には各脳神経核に終わる経路(皮質球路)と,脊髄まで下降する経路(皮質脊髄路)とがあります。皮質球路は脳幹の各レベルで交叉しているのに対し,皮質脊髄路は延髄の下端で交叉しており,交叉のレベルが異なるからです。

むち打ちや脱臼、脊髄損傷など、幅広い疑問にもお応えします。ご相談は埼玉の弁護士、むさしの森法律事務所にご連絡ください。

0120-56-0075 受付時間:月~金(土日祝日も対応)午前9時30分~午後10時

フォームからのご相談予約はこちら

ページの先頭へ戻る