Q.リスフラン関節とは何ですか。後遺障害(後遺症)等級との関係はありますか。

[リスフラン関節,中足骨,楔状骨,欠損障害,足関節,4級,7級]

A.

足部にある足指と足甲の間にある関節です。
後遺障害(後遺症)等級において「足をリスフラン関節以上で失ったもの」として基準となっています。

1 リスフラン関節とは (クリックすると回答)

足根中足関節とも言われている足部にある関節です。
前足部の5個の中足骨と,中足部にある第1(内側),第2(中間),第3(外側)楔状骨と立方骨から成り立つ関節です。
下肢のにおいて「足をリスフラン関節以上で失ったもの」とされていることから,意味が出てきます。

2 後遺障害(後遺症)等級は (クリックすると回答)

「足をリスフラン関節以上で失ったもの」とは次のいずれかを言います。
a) 足関節を残し,リスフラン関節までの間で切断したもの
b) リスフラン関節で離断したもの

そして,
1足の場合→7級8号
両足の場合→4級7号 

このように,両足の場合には1足の場合の併合とするのではなく,組み合わせ等級として定められている4級7号を適用します。

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