Q.聴力検査でオージオメーターの検査を受けるのですが,それはどういうものでしょうか。
A.
オージオメーターで原則3回行います。
その上で,2回目,3回目の平均値を計算します(原則)
その平均値計算としてはいわゆる6分法が使われます。
通常では,聴力はオージオメーターによります。
原則として,日を変えて3回行います。
間隔としては,7日程度あければ足りるとされています。
2回目と3回目の測定値の平均純音聴力レベルの平均によります。
しかし,2回目と3回目の測定値の差が10dB未満である必要があります。
仮に,差が10dB以上であれば,さらに聴力検査を重ねて2回目以降の検査の中で,その差が最も小さい2つの平均聴力レベルにより認定されます。
4 聴力レベルの計算式は(6分法とは) (クリックすると回答)
周波数500ヘルツ,1000ヘルツ,2000ヘルツ及び4000ヘルツの音に対する聴力レベルを測定して,以下の式により求めます。(6分法)
(A+2B+2C+D)×1/6
A:周波数500ヘルツの音に対する聴力レベル
B:周波数1000ヘルツの音に対する聴力レベル
C:周波数2000ヘルツの音に対する聴力レベル
D:周波数4000ヘルツの音に対する聴力レベル
1000ヘルツ,2000ヘルツの中音領域についてウエイトを置いた平均です(ある意味で加重平均です。)。