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脳損傷における機能解離あるいは遠隔機能障害と言われる現象です。
脳で直接損傷された部位だけでなく，その部位と線維連絡している部位にも血流低下を認めその部位の機能障害が生じることです。

次のタイプに分類がされています。
diaschisis at rest     ：局所脳損傷が遠隔領域の代謝低下を引き起こしてしまう。
functional diaschisis  ：損傷後に他との関連性を弱めてしまう。
connectional diaschisis：異なる脳領域間の結合の強さや方向が変化してしまう。
connectomal diaschisis：局所をつなぐ白質線維の低下・強化を生じる。

高度な麻痺の残存する場合，diaschisisによる錐体路の障害が強いともされているようです。