Q.大脳側頭葉が障害されるとどういう後遺障害となりますか。

[ウェルニッケ,側頭葉,嗅覚障害,大脳,失語,発作,辺縁系,難聴]

A.

側頭葉の機能として主なものは,聴覚,言語理解,記憶,情動,嗅覚等です。これについてはこちらへ(リンク) 障害されると,当然にそれらに関する症状が出現します。


1 聴覚
側頭葉上面に聴覚野があります。障害されると,聾・難聴となります。

2  言語理解
感覚性言語中枢(ウェルニッケ領域)があることから,失語となります。ウェルニッケ失語についてはこちらへ(リンク)

3  記憶・情動
側頭葉の障害で出現しますが,海馬・大脳辺縁系の症候です。大脳辺縁系についてはこちらへ(リンク)

4  精神運動発作
自動発作と精神発作があります。側頭葉の主要な症状ですが,大脳辺縁系も関与しているとされています。

5  嗅覚
嗅覚には大脳辺縁系も関与していますが,側頭葉内の鉤回(こうかい)で嗅覚障害が起こります。
なお,幻嗅という症状を呈することもあります。
また,鉤回の障害により異常味覚を伴うことがあるとされています。

----------


側頭葉は,頭蓋骨古拙である側頭骨骨折で障害されます。

頭蓋骨骨折(リンク)

代表弁護士岡田正樹による出版物です

ごめんじゃすまない! 自転車の事故

むさしの森 法律事務所 岡田 正樹 (著)

本書の特長は事故を起こした加害者、事故に巻き込まれた被害者の真実をもとに、それぞれの苦しみや悲しみの物語、危険運転に対する違反切符と罰則、過失の割合、賠償・慰謝料の実例、自転車用の保険、和解に導く弁護士の役目など、あらゆる面から自転車事故を解説しています。 大切なお子さんを加害者に、被害者にもさせたくない。子を持つお父さん、お母さんには必携の書です。

Amazon詳細ページへ

むち打ちや脱臼、脊髄損傷など、幅広い疑問にもお応えします。ご相談は埼玉の弁護士、むさしの森法律事務所にご連絡ください。

0120-56-0075 受付時間:月~金(土日祝日も対応)午前9時30分~午後10時

フォームからのご相談予約はこちら

ページの先頭へ戻る