- 1.逸失利益とは
- 2.逸失利益の計算方法
- 3.後遺障害認定等級と労働能力喪失率
- 4.基礎収入額をめぐる問題
- 5.労働能力喪失期間をめぐる問題
- 6.実際には減収がない場合の問題
- 7.労働能力喪失率を変動させる解決例
- 8.労働能力喪失がないとされる後遺障害の場合
1.逸失利益とは
後遺障害(後遺症)があると,それにより労働能力の全部または一部が失われて,将来得られたであろう収入が減少すると考えられます。その賠償を受けるべきものを逸失利益といいます。
後遺障害(後遺症)があると,それにより労働能力の全部または一部が失われて,将来得られたであろう収入が減少すると考えられます。その賠償を受けるべきものを逸失利益といいます。